【発行済み】ISO9001:改訂2026|変更点・移行期限と中小企業がやること

ISO9001改訂2026

「ISO9001が改訂されるらしいが、うちは何をいつまでにやればいいの?」

改訂の解説は、認証機関のサイトに出ています。しかし書かれているのは「何が変わるか」までで、自社の段取りに落ちてきません。

しかも、9月16日の発行前に書かれた「予定」のままの解説が、今も多く残っています。

ISO9001の新版は2026年9月16日に発行され、移行期限は2029年9月30日に決まりました。

日本語版のJIS Q 9001は、2026年12月に発行される予定です。

認証を持っている会社は、規格を読んで差分を洗い出せる段階に入りました。

ただし、日本語で運用している会社は、文書の書き換えを日本語版の発行後に始めるのが効率的です。

発行日と移行期限は、認証機関と規格団体の公表情報を確認して整理しています。

この記事を書いた人
ISO編集部_いそまる
いそまる
ISOの教科書 編集部

  • ISOの教科書 編集部の案内役
  • 東証プライム上場企業に勤務後、独立
  • 中小企業の担当者向けに、取得・費用・運用をやさしく解説

目次

ISO9001:改訂2026は9月16日に発行済み、移行期限は2029年9月30日

ISO9001の新版は2026年9月16日に発行され、移行期限は2029年9月30日に決まりました。

認証機関のNemkoによると、移行のルールを定める国際文書が9月4日付で公表され、期限が示されました。

残っている「予定」は、2026年12月の日本語版の発行だけです。

いそまる

発行日も移行期限も確定しました。これからは、12月の日本語版に向けて段取りを組む段階です。

立場によってやることが違うので、自社に当てはまる方から読んでください。

すでに認証を持っている会社がやること

認証を維持している会社は、規格を入手して差分の洗い出しを始められる段階です。

規格が発行され、変更点が確定したためです。

移行は、定期審査や更新審査と一緒に受ける方法と、別に移行審査を受ける方法があるとNemkoは案内しています。

今やるのは、変更点の把握と、次の更新審査に移行をどう組み込むかの確認です。

日本語で運用している会社は、文書の書き換えを12月の日本語版の発行後に始めるのが効率的です。

これから取得する会社がやること

これから取得する会社は、審査機関にどちらの版で審査するかを確認してください。

Nemkoによると、2028年3月31日以降の新規認証は2026年版で行うことが求められています。

取得までにかかる期間は、一般的に数か月から1年です。発行を待って着手すると、取引先から求められている期限に間に合わなくなる可能性があります。

今から仕組みを作るなら、最初から2026年版に合わせるほうが、あとで移行する手間がかかりません。

取得の予定があるなら、改訂を理由に止める必要はありません。

移行審査を単独で受けるか、更新審査と一緒に受けるかで、費用と日程が変わります。

自社の更新審査の時期を伝えれば、無料の相談で段取りまで分かります。

\相談は無料/

ISO9001:改訂2026で変わること

今回の改訂は、要求事項の骨格を変えるものではありません。

箇条4から箇条10という構造はそのままで、追加と明確化が中心だからです。

まず全体像を表で示し、そのあと影響の大きい4点を掘り下げます。

条項別の変更点一覧

変更の量は条項によって大きく違います。

追加が集中しているのは前半(箇条3〜7)で、後半はほぼ現状どおりだからです。

箇条変更の内容
3 用語及び定義QMS固有の用語が規格本文に組み込まれる
4 組織の状況気候変動及び持続可能性が明示的に追加される
5 リーダーシップ倫理的行為と品質文化が新たに組み込まれる
6 計画リスクと機会を明確に区分し、機会重視の思考を強調
7 支援品質文化と倫理的行動が新たに含まれる
8 運用用語の更新を中心とした軽微な修正
9 パフォーマンス評価中核となる要求事項は変更されない
10 改善継続的改善を推進するリーダーシップの役割がより明確に
附属書A新設。理解と実施を支援する補足的な指針
※BSIの公表資料をもとに整理
BSIが公表しているISO9001:2026の箇条別の変更点
引用:BSIが公表しているISO9001:2026の箇条別の変更点

箇条8と箇条9がほぼ変わらないのは、日々の運用の大部分は現状のままでよいという意味です。

気候変動と持続可能性が「組織の状況」に明記される

箇条4に、気候変動と持続可能性が明示的に加わります。

組織を取り巻く外部の課題として、無視できないものになったためです。

BSIは、気候変動と持続可能性が組織の状況に関する事項として明示的に追加されたと説明しています。自社の事業に気候変動が関係するかどうかを検討し、関係する場合はその内容を組織の状況に反映することが求められます。

ここで誤解しやすいのは、環境対策そのものを求められるわけではないという点です。求められるのは「検討したこと」であり、その結果として関係ないと判断することもあり得ます。

いそまる

環境の取り組みが必要になったと身構える必要はありません。まずは自社の事業に関係があるかどうかを考えて、記録に残すところからです。

製造業でも小売業でも、まずは検討して記録に残すことが出発点になります。

倫理的行為と品質文化が新しく入る

箇条5と箇条7に、倫理的行為と品質文化という考え方が加わります。

品質は仕組みだけでなく、組織の姿勢に左右されるという考えが反映されたんです。

BSIは、箇条5ではリーダーシップの責任の一部として倫理的行為と品質文化が組み込まれ、箇条7でも品質文化と倫理的行動が加わったと説明しています。経営層が品質に対してどういう姿勢を示し、それを組織にどう浸透させるかが問われる形です。

中小企業にとって、ここは負担が大きい追加ではありません。方針の表明と、それを社員に伝える機会があれば形になるためです。

一方で、書類だけを整えて実態が伴わない場合、審査で指摘を受けやすい部分でもあります。

朝礼や社内研修など、すでにやっていることを品質方針と結びつけて記録するのが現実的です。

リスクと機会を分けて考える形になる

箇条6で、リスクと機会が明確に区分されます。

2015年版では両者が一体で扱われ、機会の検討が形だけになりやすくなりました。

BSIは、リスクと機会が明確に区分され、機会を重視する考え方が一層強調されたと説明しています。従来のリスク一覧に機会の欄を足しただけの運用では、対応しきれない可能性があります。

具体的に想定されるのは、新しい市場、業務の効率化、設備投資といった前向きな要素を、リスクとは別に検討することです。

既存のリスク管理表を、リスクと機会の2つに分ける作業が発生します。

附属書Aが新設される

新版には、附属書Aという補足の手引きが追加されます。

要求事項の意図が伝わらず、解釈が分かれてきたためです。

BSIは、附属書Aの追加をISO9001:2026の新しい特徴として挙げています。附属書は要求事項そのものではないため、そこに書かれた方法をそのまま実施する義務はありません。

ただし審査での説明材料にはなります。自社のやり方が要求事項を満たしているかを判断するとき、拠りどころが1つ増える形です。

規格を読み解く負担が減るという意味で、中小企業にとってはありがたい追加です。

ISO9001:改訂2026で、企業がやるべきこと

やることは、日本語版の発行前・発行後・移行審査の3段階に分かれます。

ISO版はすでに読めますが、日本語で運用する会社には12月の日本語版が区切りになります。

日本語版が出る12月を区切りに、今できることから順番に紹介します。

日本語版の発行前(今〜2026年12月)にできること

日本語版が出るまでにやるのは、規格の入手と社内への共有です。

訳語が確定する前に日本語の文書を書き換えると、二度手間になるためです。

具体的には、次の3つで足ります。

STEP
審査機関の移行案内を確認する

契約している審査機関のサイトで、改訂に関する案内ページを見つけておきます。

定期審査と一緒に移行できるかも、ここで確認できます。

STEP
変更点を経営層に伝える

気候変動、倫理と品質文化、リスクと機会の区分の3点を共有します。

経営層の関与が必要な追加が含まれるためです。

STEP
次の更新審査がいつかを確認する

移行審査を単独で受けるか、更新審査と一緒に受けるかの判断材料になります。

日本語版が出るまでは、変更点の把握と段取りの準備に集中してください。

日本語版の発行後、次の更新審査までにやること

日本語版が出たら、自社の文書との差を洗い出します。

追加された要求事項に対して、いまの文書で足りるかを確認する必要があるためです。

作業の中心は次の3点です。

1つ目は、組織の状況の見直しで、気候変動と持続可能性を検討した記録を残すこと。

2つ目は、リスクと機会を分けた形に管理表を作り替えること。

3つ目は、品質方針や社内教育の記録を、品質文化の観点で整理し直すことです。

日本語で運用している場合は、JIS Q 9001の発行(2026年12月予定)を待ってから文書に手を入れるほうが効率的です。訳語が確定する前に書き換えると、二度手間になります。

文書をゼロから作り直す必要はなく、追加された部分を足していく作業になります。

移行審査の受け方

移行審査は、単独で受ける方法と、更新審査と同時に受ける方法があります。

どちらを選べるかは審査機関の要領によって決まるためです。

一般的には、次の更新審査や維持審査のタイミングに合わせると、審査日数と費用を抑えられます。移行のためだけに審査を追加すると、その分の費用が別にかかります。

ただし2029年9月30日の期限の直前は、各社の申し込みが集中する時期です。期限ぎりぎりに動くと、希望する時期に審査を受けられない可能性があります。

移行審査で不適合が出た場合の対応は、別記事「是正処置とは?|是正措置との違いや是正処置報告書の基本を解説」をご覧ください。

移行期限から逆算して、その1年前までに終える計画にしておくと安全です。

ISO9001:改訂2026の移行費用は無料相談がおすすめ!

移行にかかる費用は、公表されている相場がありません。

審査工数が会社ごとに違ううえ、審査機関ごとに料金体系も異なるためです。

ISO9001の移行費用は無料相談で確認する

金額を推測しても意味がないので、確認の方法を示します。

費用が公表されていない理由

ISOの審査費用は、従業員数・拠点数・業種によって決まります。

審査に必要な日数(審査工数)が、この3つで変わるためです。

同じISO9001でも、20名の1拠点と100名の3拠点では審査日数が違います。さらに移行審査の場合、追加で必要な日数を審査機関がどう設定するかによっても変わります。

つまり「移行審査は◯万円」と書ける性質のものではありません。自社の条件を伝えて見積もりを取る以外に、正確な金額を知る方法はありません。

なお、ISO取得や維持にかかる費用の全体像は、ISO取得費用の相場で規格別に解説しています。

金額を知りたい場合は、相場を探すより自社の条件で見積もりを取るほうが早いです。

相談のときに聞くこと

相談では、次の4点を聞くと必要な情報がそろいます。

移行の総額と手間は、この4点でほぼ決まるためです。

No確認することなぜ必要か
1移行審査そのものにかかる費用移行のために追加で発生する金額
2通常の更新審査との差額単独で受けた場合の上乗せ分が分かる
3移行審査と更新審査を同時に受けられるか同時にできれば費用と日数を抑えられる
4文書の改訂を自社でやるか支援を受けるか社内の工数がどれだけ必要かの判断材料

1と2は契約している審査機関に、3と4はコンサル会社に聞くのが確実です。ISOコンサルの多くは無料相談を受け付けており、費用感だけを聞くこともできます。

いそまる

この4点は、複数社に同じ質問を投げると条件をそろえた比較になります。1社の回答だけで決めないのが安全です。

自社の条件を伝えれば、無料の相談でも金額の見当はつきます。

\相談は無料/

ISO9001:改訂2026で誤解されやすいこと

改訂の情報は断片的に流れるため、事実と違う理解が広がりやすい状況です。

発行の前後で、情報が更新されていない解説が混ざっているためです。

問い合わせの多い3点を順に整理します。

いま取得すると、2015年版で取ることになるのか

2015年版で取得しても、2029年9月30日までに移行すれば不利にはなりません。

移行期間中は、2015年版の認証も有効なものとして扱われるためです。

取得の途中で新版が発行された場合も、審査が振り出しに戻ることはありません。作った仕組みはそのまま使え、追加された要求事項の分だけを足す形になります。

むしろ問題になるのは、発行を待って取得を先延ばしにすることです。取引先から求められている場合、その期限に間に合わなくなります。

取得の必要があるなら、改訂を待たずに進めるのが合理的です。

移行しなかった場合、認証はどうなるのか

2029年9月30日の移行期限までに移行を終えなければ、2015年版の認証は失効します。

移行期間は、旧版の認証が有効でいられる猶予期間だからです。

失効すると、取引先へ提出している認証登録証が使えなくなります。入札の参加条件に認証を挙げている場合は、その条件を満たせません。

再取得は可能ですが、移行審査より手間がかかります。新規取得と同じ扱いになり、費用も期間も余分にかかるためです。

認証を続ける前提なら、移行は選択肢ではなく必須の作業になります。

マニュアルを全部作り直す必要があるのか

マニュアルを一から作り直す必要はありません。

今回の改訂は骨格を変えるものではなく、追加と明確化が中心だからです。

箇条8(運用)は用語の更新を中心とした軽微な修正にとどまり、箇条9(パフォーマンス評価)は中核となる要求事項が変更されません。日常の運用を支える文書は、大半がそのまま使えます。

手を入れる必要があるのは、組織の状況、リスクと機会の管理表、品質方針まわりの3か所です。

ただし、条項番号を引用している文書がある場合は、番号のずれを確認する必要があります。

改訂を機に文書を減らす会社もありますが、それは移行の要件ではなく任意の判断です。

ISO9001:改訂2026のスケジュール

ISO9001:2026は2026年9月16日に発行され、残る予定は12月の日本語版だけです。

規格の改訂は決まった段階を踏んで進み、9月16日の発行で最終段階を終えました。

発行までの流れと、これからの日程を順番に紹介します。

2025年8月にDIS、2026年にFDISへ進んだ

ISO9001の改訂は、DISとFDISの2段階の投票を経て発行されました。

国際規格の改訂は、WD(作業原案)からCD、DIS、FDISと段階を踏んで進みます。

DIS(国際規格案)は2025年8月に発行されました。その後、各国の投票とコメントを反映した最終案がFDIS(最終国際規格案)です。日本化学キューエイの案内では、FDISは2026年5月14日に発行されました。

DISとFDISの違い

DISは「各国が中身を議論するための案」で、この段階では要求事項が変わる可能性があります。FDISは「賛否を問うための最終案」で、原則として内容は変わりません。つまりFDISまで来た時点で、変更点はほぼ固まったと考えられます。

いそまる

FDISの段階で変更点はほぼ固まっていたので、発行前の解説も「変更点」の部分は今も参考になります。

2026年9月16日に発行された

ISO9001:2026は、2026年9月16日に発行されました。

NemkoのISO 9001:2026が正式発行
引用:Nemkoの公式発表

認証機関のビューローベリタスやNemkoが、発行を告知しています。

発行前は、日本化学キューエイなどが「2026年9月頃に発行予定」と案内していました。

日本化学キューエイが公表している規格改定スケジュール
引用:日本化学キューエイが公表している規格改定スケジュール

ISO版の規格票は、日本規格協会で購入できます。

発行によって、改訂は「予定」から「確定した規格」に変わりました。

日本語版(JIS Q 9001)は2026年12月発行予定

日本語版のJIS Q 9001は、ISO発行から約3か月遅れて2026年12月に発行される予定です。

ISO規格が発行されたあと、日本語に翻訳してJISとして制定する手続きがあるためです。

日本化学キューエイの案内では、JIS Q 9001の発行は2026年12月の予定とされています。先に改訂されたISO14001でも、2026年4月15日のISO発行に対してJIS Q 14001は2026年8月20日に発行と、約4か月の差がありました。

日本化学キューエイが公表している規格改定スケジュール
引用:日本化学キューエイが公表している規格改定スケジュール

この差は実務に影響します。社内のマニュアルや手順書を日本語で作り直す場合、JIS版が出るまで正式な訳語が確定しないためです。

日本語で運用している会社は、ISO発行の9月ではなく12月を起点に考えるほうが現実的です。

移行期限は2029年9月30日に確定した

移行期限は、2029年9月30日に確定しました。

過去の改訂でも、移行期間は3年で運用されてきました。

Nemkoによると、期限を示したのは2026年9月4日付で公表された国際文書(Global ACI-TECH-3-TR)です。

同じ文書では、2028年3月31日以降の新規認証を2026年版で行うことも示されています。

移行は、2029年9月30日を期限に計画してください。

先に改訂されたISO14001:2026では移行期間が3年とされた

ISO14001:2026の移行期限は、ISO9001より5か月早い2029年4月30日の予定です。

ISO14001:2026は2026年4月15日に発行され、移行が始まったんです。

移行期間は9001と同じく3年で、日本自動車研究所は移行期限を2029年4月30日の予定と案内しています。

日本自動車研究所 認証センターが告知しているISO14001:2026の移行期限
引用:日本自動車研究所 認証センターが告知しているISO14001:2026の移行期限

14001の変更点と移行の段取りは、別記事「ISO14001改訂2026の変更点は?移行期限と中小企業がやること」をご覧ください。

両方の認証を持つ会社は、先に来る14001の期限を基準に段取りを組んでください。

いそまる

9001と14001で期限が違うので、同時に移行するなら早い方に合わせるのが安全です。

ISO9001:改訂2026に関するよくある質問

ISO9001:改訂2026の規格票はどこで買えますか?

日本国内では日本規格協会(JSA)から購入できます。

ISO版はすでに購入でき、日本語のJIS Q 9001は2026年12月の発行後に購入できる見込みです。

ISO9001:改訂2026に対応するセミナーは受けたほうがいいですか?

日本規格協会(JSA)が「2026年改訂 ISO9001差分ポイント解説コース」を開講しており、2015年版との差分を解説する内容です。

認証機関も個別に説明会を開いています。ただし移行審査の要領は認証機関ごとに異なるため、契約先の案内は必ず別に確認してください。

日本規格協会が開講している改訂解説コース
引用:日本規格協会が開講している改訂解説コース
ISO14001も持っています。同時に移行できますか?

両方の認証を同じ審査機関で受けている場合、同時に移行できる可能性があります。

ただし、ISO14001:2026の移行期限は2029年4月30日の予定で、ISO9001の2029年9月30日より早く来ます。期限が違う点に注意して、審査機関に相談してください。

審査機関にはいつ連絡すればいいですか?

すでに発行され、移行の要求事項も示されたので、今から相談できます。

次の更新審査の時期とあわせて確認してください。

移行審査では何を見られますか?

追加された要求事項に対応できているかが中心になります。

組織の状況に気候変動を反映しているか、リスクと機会を区分して検討しているか、品質文化に関する取り組みがあるかといった点です。

移行期間が延長されることはありますか?

移行の要求事項は2026年9月4日付で公表され、期限は2029年9月30日です。

延長を当てにせず、この日付で計画してください。期限の直前は申し込みが集中するため、早めの受審が安全です。

まとめ|ISO9001:改訂2026は、慌てず順番に進めれば間に合う

ISO9001の改訂について、この記事で整理した内容をまとめます。

本記事のまとめ
  • ISO版は2026年9月16日に発行済み、日本語版のJIS Q 9001は2026年12月の予定
  • 移行期限は2029年9月30日に確定
  • 変更の中心は、気候変動と持続可能性・倫理的行為と品質文化・リスクと機会の区分の3点
  • 箇条8と箇条9はほぼ変わらず、日々の運用の大部分は現状のまま使える
  • 今やるのは、規格の入手・経営層への共有・更新審査の時期の確認

ISO9001:2026は2026年9月16日に発行され、日本語版のJIS Q 9001は2026年12月に出る予定です。

移行期限は2029年9月30日に確定しました。

変更の中心は、気候変動と持続可能性、倫理的行為と品質文化、リスクと機会の区分の3点です。

箇条8と箇条9はほぼ変わらないため、日々の運用の大部分は現状のまま使えます。

いまやるべきことは、審査機関の告知先を確認し、変更点を経営層に共有し、次の更新審査の時期を把握することだけです。

日本語で運用している会社は、文書の書き換えを日本語版の発行後に始めると効率的です。

移行にかかる費用は、従業員数・拠点数・業種で変わるため、公表された相場がありません。金額を知りたい場合は、自社の条件を伝えて見積もりを取るのが唯一の方法です。

移行の段取りから見積もりまで、ISOのプロに無料で相談できます。

相談の段階では、費用はかかりません。

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